yahikoの特オタLog

人生の9割をウルトラマンシリーズと生きてきたオタクの、自由気まま日記です。ウルトラマンはもちろん、その他の特撮やアニメの感想だったり、コレクションしているソフビやおもちゃの紹介、それぞれにまつわる個人的な思い出などを書いていきます

「シン・ウルトラマン」感想 その1

 少し遅くなったけど、映画館「シン・ウルトラマン」観てきました!!

 

 いやー、やっとですよ!

 去年くらいからムビモンシリーズでウルトラマンネロンガガボラのソフビが発売されて買ってはいたけど、いつまで経っても本編はもちろん公開日とかその他事前情報も発表されなかったから待ちくたばれてました。

 だから正直ソフビ飾ってても全然楽しくなくて、トリガー始まる少し前に保管用の箱にしまってたんです。

 公開日決まってからも長かったから、ほんと待ちに待ったって感じて、楽しみにしてました。

 

 前置きが長くなりましたが、本編の感想いきましょう!

 今回は事前情報は公式から発表されてるもののみ、パンフレットとデザインワークも未読、公開後のネタバレや他の人の感想も極力シャットアウトした状態で1回観た時点での感想です。

 見当違いなことを言ってるとこもあるかもしれませんが、ご了承ください💦

 

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ウルトラマンファンに向けた傑作

 一言で感想を言うなら

ウルトラマンファンとしてめちゃくちゃ面白いかった!!(ある一点を除いて)」

です!

 本作は至る所に初代『ウルトラマン』という作品へのオマージュやリスペクトが感じられて、ファンとしていい意味で鳥肌が立ったり「おぉー!!」って思わず声が出そうになったポイントを挙げたらキリがないくらいでした。

 

⚠️ここからはネタバレありで行こうと思います⚠️

 

冒頭からテンション爆あげ

 まずオープニンで『ウルトラQ』の逆回転タイトルバックで「シン・ゴジラ」を出して、それを打ち破って「シン・ウルトラマン」って出すって演出もう最高じゃないですかーー!!

 開始数秒で心掴まれました( ´△`)

 その後はウルトラQのメインテーマを流しながら、立て続けに現れた現代風アレンジされたQ登場怪獣を人々が倒してきたってことを1、2分くらいでササッと見せて、それを受けて今回のチーム「禍特対」が組織されたって展開です。

 これもオリジナル版を意識したものですよね。

 

オリジナル要素満載

 この先もファン歓喜の演出や展開が続きます。全部書いてたら内容全てを説明することになるから止めますが.....

 BGMはほぼ全て初代ウルトラマンの作中で流れてたもで(アレンジされてたものもあったかも)、ウルトラマンvs禍威獣・外星人の戦闘シーンの演出もオリジナル版をオマージュしたものでした。

 オリジナル版を観た人、ウルトラマン好きならきっと「ここまでやるか(*゚▽゚*)」と感心したり嬉しくて笑みが溢れた人も多かったんじゃないでしょうか!?(僕はそうでした笑)

 ほんとにウルトラマンが好きな大人たちが作った作品なんだなぁってのが伝わってきました。

 

ここは良くなかった...

 さて、ここからは冷静になって、良くなったと思うところを考えてみます。

ウルトラマンには不必要

 まず1番良くなかったのが、性的な要素を感じさせる長澤まさみさん演じる浅見弘子の描写です。

 これはいろんなところで批判されてるみたいですね。

 そういう批判があるって知らずに観た僕も、鑑賞中不快になったし、途中から怒りを感じるまでになってました...

 

 特に思ったのが長澤さん演じる浅見が気合を入れるとこですよね。

 ケツを叩くってのもそうですが、それをアップでとるって露骨過ぎて正直無理でした。

 今の時代にそんな描写入れるか....特に最近は映画界のハラスメント問題が表面化してるのにって思いました。

 まぁ撮影時は業界のことは今ほど表沙汰になってなかったとしても、男性からの一方的な性的嗜好や視線で女性をとらえるのはもっと前から問題になってたのに。

 

 あとメフィラス星人が女性隊員を巨大化させるって展開を再現してくれるのは嬉しいけど、そこでもそういうエロ描写するならオマージュしないほうがよかったとまで思います。

 やるなら浅見をスカートじゃなくてパンツスタイルにするか、巨大化するのを船縁にしても良かったと思います。(個人的に船縁の見せ場が無くて印象が薄いんですよね...)

 僕の勝手な理想としては、浅見が初登場時からスカートスタイルとパンツスタイルを両方着こなしてるって設定にしておいて、巨大化の時は後者にしておけば、巨大化展開時に違和感なくエロ描写を無くせたと思います。。。

 

 もう一つ言われてるのが、神永になったウルトラマンがからベーターボックスの在処を探すために浅見の匂いを嗅ぐシーンですよね。

 でも僕はあのシーンに限ってはエロ描画だとは思いませんでしたし、電波(音波)?みたいな効果音を付けることで生々しさが薄まって、演出として良かった気がします。

 まぁ結局メフィラスがボックスを出現させた瞬間に強奪するなら、匂い嗅ぐ必要あったのか?とはなりますが…

(そもそも僕自身がベーターボックスとベーターカプセルの仕組みや、その2つにどんな関連性があるのかが観てて分からなかったから、そこをちゃんと理解したら、納得できる必然性があるのかも汗)

 

 

 

 僕はTwitterとかでよく見かける、創作物の性的表現に敏感に反応してる人達と同じ考えって訳では無いし、むしろあれはやり過ぎだ思ってます。

 

 でも今回に関しては「ウルトラマン」っていう作品にはそういう要素は不必要だったと思うから、ここまで怒っちゃってる感じなんです。

 こういう要素があるだけで、上記のウルトラマンに対する拘りとか良い部分が霞んでしまったら本当にもったいないし、この作品の評価が下がってしまうのが残念でならないな....

 

 一個の記事としては長くなってきたので、ここで一旦区切ろうと思います。

 続きはその他気になった点をもう少し書いていこうと思います。