ウルトラマントリガー第7話-『インター・ユニバース』感想ブログ
こんにちは!!yahikoです。
今回もウルトラマントリガーの感想ブログ書いていきましょう!!
第7話は前作『ウルトラマンZ』からゼットやハルキ、キングジョー・ストレイジカスタムがゲストとして登場するコラボ回ということで、お待ちかねだった人も多いのではないでしょうか!!
安心感ある作戦室の構図
まず書いておきたいのが、作戦室のシーンについてです!
作戦室で落下したキングジョーSCについて話してるところですね。
この時、隊長を中心に隊員が集まってセンターにあるモニターを見ながら、全員がカメラ側を向いて話す構図で撮られてるんですが、これはウルトラマンシリーズでは定番なのではないでしょうか!
ただ今作ではおそらく初なので、この構図で作戦室で話してるシーンをGUTS SELLECTでも観れてなんだか嬉しいです😃
僕は『ウルトラマンダイナ』のスーパーGUTSが、よくこのアングルで皆んながカメラに向かって事件の現状把握や作戦立案をしてるイメージが強いです。
(厳密にはスーパーGUTS は真正面、今回のGUTS SELLECTはやや斜め上ですが)
そういうこともあって、作戦室のこのアングルは個人的に安心感があります笑
ゼットっぽさマシマシ
今回は全体を通してかなりZ要素が増し増しだった気がします笑
敵はバロッサ星人だし、終盤の戦闘BGMは『ご唱和ください!我の名を』、冒頭に至っては、ヨウコ先輩操縦のセブンガー・べリアロク・ブルトンで時空間移動・・・と、OP流れてやっと「あ、自分いまトリガー観てるんだった」ってなるくらい、もろゼットでした(;^ω^)
ゼットの変身シーンでお馴染みのインナースペースでのシーンも結構多くて、そこでケンゴとハルキがお互いの変身アイテムの話してるとこは、子どもが自分の持ってるおもちゃを自慢し合ってるみたいで、微笑ましかったです(*´∇`*)
タッチの違う特撮パート
僕はまだまだ演出や映像制作についての知識が無いので、それぞれの担当監督の違いについて詳しく語れる訳じゃないんですが、今週は田口清隆監督が担当されていたということもあってか、特撮演出のタッチがこれまでと違っていたと感じました。
戦いがさほど上手くないバロッサ星人との戦闘ということもあってか、車を投げつけたりビルを押し倒したりと、どこか泥臭さを感じるものの、昔ながらの ”特撮”にこだわりを持つ田口監督らしいミニチュアセットの魅力も溢れる特撮シーンだったと思います。
ファンが沸く小ネタも沢山!!
今回はゼットのみならず、これまでのシリーズ作に関する小ネタも満載でしたね。
過去作アイテム探しが楽しい
海賊宇宙人のバロッサ星人が、似たような肩書を持つイグニスと、互いが持ってるお宝を自慢するって言うシーンが見どころの1つではないでしょうか!
先のケンゴとハルキのシーンとも相似してる気がします。
ざっと今回出てきた両者が持ってた過去キャラクターのアイテムをまとめると以下の通りです。(お宝見せ合い合戦の最後の2つは分かりませんでした💦)
- ザラブ星人の電子頭脳
- 吸血ボール
- コダイゴンジアザーの鯛、
- バグダラスの羽根、
- デシモニア
- ギルファスの剣
バグダラスの羽根はかなりマイナーですよねw僕も「それなんだっけ?」ってなりましたww
ベビーザンドリアス:ケダミャー
今回登場したバロッサ星人4代目は相棒として「ケダミャー」という名前の人間の言葉を喋るベビーザンドリアスを方に乗せていましたね。
このザンドリアスって怪獣も『ウルトラマン80』に登場した怪獣ですし、その声を演じてる声優さんも『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画』というアニメ作品でザンドリアス役をやっていた湯浅かえでさん、ということでここでもウルトラマンシリーズファンは「おぉ!」と声を上げたくなるキャラ選定とキャスティングなんじゃないでしょうか(´▽`)
このケダミャーについてですが、”海賊には方に乗る鳥” ていう定番イメージをバロッサ星人でもやりたかったんでしょうね。
ただケダミャーのキャラが結構謎で、地球人の言葉を喋らない4代目バロッサの意思をケダミャーが日本語で訳するっていう関係だったのが珍しいというか、どういう経緯でそうなったのか不思議でした。
地球の言葉なら2代目バロッサが既にペラペラだったので、バロッサ星人たちが異星人の言葉を習得できない訳は無いですよね?
僕の想像としては、両者は意識が繋がってるんじゃないかと思います。
バロッサ星人がバロッサ語を発したのとほぼ同時にケダミャーが発言してるし、「~って親分が言ってる」、というセリフも無かったので...(・・?
いつか超全集の短編小説とかTSUBURAYA IMAGINATIONのテキストコンテンツでその辺り描かれて欲しいな~
過去作要素のデメリットも.....
過去作の要素が再登場するのは確かに楽しいですが、デメリットもかなりあった気がします。
今回は上記の通り過去要素が多く登場した上にそれらに関する説明的シーンやセリフも無かった分、デメリットも結構強く出ていたのかなと思います。
置いてけぼりのビギナー
一番僕がそれを感じたのが、バロッサ星人とイグニスのお宝自慢シーンです。
ウルトラマンにまだ詳しくない視聴者からすると、何を自慢して何故興奮してるのか分からないと思います。
それに結構騒がしいシーンなので、人によってそのテンションの高さに置いてけぼり喰らっちゃって、物語への集中力途切れる人もいるのかなって思いました。
意味不明の鯛
コダイゴンジアザーの鯛は、特にシリーズ初心者にとっては何が何だか分からなかったんじゃないでしょうか??
コダイゴンジアザー自体がシリーズ中でもマイナーな上に、その見た目が鯛を持った恵比寿様像がそのまま巨大化した姿なので、そいつの鯛だけってなるといよいよ意味不明な気がします笑
お宝自慢シーンだけなら一瞬出てくる小ネタ程度ですが、鯛はしっかりトリガーを襲うバロッサ星人の武器として使われてたので、もう少し分かりやすいアイテムの方が良かったのかなと思います(・・;)
誤解を招かない為に言っておきますが、僕は過去作要素を盛り込むのに反対しているわけでも、それがダメだって言うつもりもありません。
ただ、それをやるにあたっては、上記のデメリットも孕んでくるかもしれない、と思ったんです。
まとめ
第7話は良くも悪くも過去ウルトラマン作品要素たっぷりの内容でした。
ネガティブなことも書きましたが、ほぼそれらの要素はプラスに働いたのではないでしょうか。
放送後のTwitterでもふんだんに盛り込まれた小ネタの話題で盛り上がっていましたし、『Z』からウルトラマンシリーズを観始めた方にとってはゼットとハルキのコンビとまた会えたのは、ウルトラ嬉しいことだったはずです!!
次回もゼットとのコラボは続くので、僕も楽しみです('◇')
(本音は次回の敵が一番たのしみだったりします^^;)
それでは、また次回!